Reborn ~生まれ変わる・再生する~

先日、久しぶりにコンサートに行ってきました。
さだまさしさんの45周年記念コンサート「Reborn~生まれたてのさだまさし~」

ありがたいことに、仲の良いお友達がチケットを取って誘ってくれました.
こうしたお誘いは、よほどのことが無い限り感謝してご一緒します.

チケットを取るというのはなかなか骨が折れますし、1e33ec50029c517bd2a49abca8f7702c_t.jpg
何よりお供として自分を思い出してくれたことを嬉しく思うのです。例え、未知の分野であったとしても新しい興味の世界が拡がる可能性があるのですから楽しみです。そんな風に考えると「とりあえず行ってみよう」という気持ちがムクムクと湧いてきます。

なんだか結婚相談所の立場で、お申込みしてくださった方へのお返事を迷っている会員さんに「せっかくだから、お会いしてみたら」などとお勧めするのと似ています。(^^♪
「行ってみたら意外とタイプだった!好印象だった!」なんてことよくあります!

3時間以上にわたり歌はもちろん、軽快でユーモアに富んだおしゃべりを堪能。
笑い転げたご両親のお話し、血液型へのお笑い蘊蓄、被災者の方々への想いなど、
さださんの人としてのやさしさが随所にちりばめられ、
忘れがちな大切なものを思い出させてくれました。

地震の被害に見舞われた北海道へ届けとばかり会場一丸となってハミングした「北の国から」のメロディ。
亡くなった大切な人への想いを「居ぬ人を留守と思えよ花盛り」といった句を語りながら前向きに明るく捉えようとする姿勢など、心の琴線に触れる貴重なトークも忘れ難い想い出となりました。

「音楽とは、誰かがくじけそうになった時そっと寄り添い、励ますものだと思う。そうありたいと願っている。」との言葉さながらのステージに、「やはり音楽は素晴らしいなあ。今日は来て本当に良かった!」そんな一日でした。
ドラマでも心に残るシーンには名曲がつきもの、誰しも想い出と重なる曲ありますよね!

年齢を感じさせないエネルギッシュなステージ、
向上心を忘れない「Reborn」の心構え、45年の長きにわたり4,000回以上のソロステージを日々更新するその姿に、パワーをもらいました。
「人と人とのつながり」を大切にしていきたい、そんな世の中であってほしいとの彼の活動は、婚活に関わる私たちの想いそのもの、「地道に頑張っていこう!」と改めて痛感した一日でもありました。

秋桜

皆さんはどんなお花がお好きですか。
豪華な「蘭」やあでやかな「牡丹」「芍薬」「バラ」といった大輪の花から、
野菊・チングルマ・ネジバナなどの身近で控えめな山野草まで千差万別ですね。

プロポーズに使う一世一代の花束も、誕生日や退職の際の花束も、
贈る側・贈られる側の想いがこめられ、心にいつまでも残ります。

私は日常の生活の中で、庭先や花瓶の中から優しく8196edf6721afb20927b06da2b26a8a8_t.jpg
癒してくれる花ももちろん大好きですが、
「その場所に咲いていてこそのお花」にもとても心惹かれます。この時期ですと、まず一番に思い浮かぶのがコスモスです。夏から秋にかけて身近なところで割とよく目にしますが、郊外に出かけた際など、この花を見かけると「秋の訪れ」を感じ、少しセンチメンタルな気分になります。

「秋桜」の文字がぴったりのこの花は、春の主役「桜」とは正反対、さながら名脇役の感が漂います。特に秋の七草の代表「ススキ」の群生の脇で、はかなげに咲くその姿は、優しく季節の移ろいを教えてくれる感じがします。ススキの色彩がこれからの季節の厳しさを思い起こさせるなら、コスモスは「大丈夫、少しずつ冬に備えてくださいね。」と言った優しさを感じるのです。
花言葉は「まごころ・調和・謙虚」だとか・・・大和なでしこのような花なのですね。

頼りなげな印象ながら秋晴れの空に凛とたたずみ、一挙に秋色に染まるのをやわらげ、
目にした人をふっと優しい気持ちにさせる、素敵な存在だと思うのです。

名脇役の小さな花たちのように、さりげなく誰かを癒せる存在になれたら・・・
そんなささやかな目標を胸に優しい気持ちで日々過ごしていきたいものです。