🏠 House / Home 👪

家族が生活を営む場として、無くてはならないのが「家」d73ed567848e575d06e3af919a5fce52_s (1).jpg
家族を雨・風から守り、日常を大きく支えてくれます。
当たり前のこと過ぎて、普段「家」に感謝するといったことは
あまりないような気がします。
むしろ「うちは狭い」だの「日当たりが悪い」「間取りが住みづらい」等と欠点ばかり挙げて言いたい放題、大いに反省の余地があるようです。💦

でも、ひとたび災害が起きれば誰しも家の存在を大変ありがたく思いますよね。
厳しい自然の中では人間は実に弱いもの、「家」無くしては生きていけないと言えます。

令和元年の今年後半、我が家は建て替えをすることになりました。
学生の頃から住み慣れた我が家、40年以上もの長きにわたり頑張ってくれたものの、
さすがに老朽化には勝てず、建て替えをすることになったのです。

にもかかわらず、最初は転居のための整理と片付けに追われ、山のような処分品と
沢山のダンボールに「あ~、引っ越したほうが早かったなあ」などと愚痴ばかりが
先行する始末。自分の立場でしか、引っ越しを考えられませんでした。

でも、一日一日仮住まいへの転居日が近づき、家の中が片付いてくるにつけ、
がらんとした「家」をなんだかすごくいとおしく感じてくるようになったのです。
ものに溢れかえった我が家と家族ひとりひとりを、こんなに長きにわたり
物言わず静かに優しく包んで見守ってくれていたのだ、そんな感謝の念と寂寥感が
湧き上がってきたのです。

「今まで本当にありがとう。また、ここに新しい家を建てて住ませてもらうから、
引き続き見守っていてね。あなたのことも、ここでできたたくさんの想い出も
私の大切な宝物、決して忘れないからね。」気が付けば、心の中でそう語りかけていました。

こんな経験、皆さんもおありでしょうか?
だからこそ、思いませんか⁈
中に住む家族は、健康で仲良く、日々朗らかにいたい!いるべきなんだ!と。
人柄が表情に出るように、きっと家族のありようが家の雰囲気(家相)に現れるような気がします。肩の力を抜いて、ゆったりおおらかに癒される家庭をこれからも築いていこう!
今、心からそう思っています。