3月8日「国際女性デー!」

「3月8日」さて、この日が「何の日」か、皆さんはわかりますか。
私も、実は今回ネットのニュースで初めて知りました。ha-to hana .jpg
勉強不足で「初耳学」です💦

正解は「国際女性デー‼」
と聞いても、この時代「さもありなん」と言った
感じの日だけど、詳しいことはさっぱり。

日本では、ほとんどの人が答えられないこの3月8日、
何とお隣中国では国を挙げての大々的なイベントが催されるのだとか‼
中国人女性にとってまさに自分たちが主役となる「特別な1日‼」なのだそうです。

各企業が、豪華な食事会を催したり、映画や劇場に招待したり、
また女性社員全員「上海ディズニーランド」に招待するなどという太っ腹な会社も。
SNS上にはこれらのイベントの様子が競い合うように投稿され、
「特別扱いされた自分」を率直に楽しんでいる様子。

と、こんなニュースを目の当たりにすると、やっかみ半分、
「ウン、待てよ、何か根本的に違うんじゃない⁇」と突っ込みを入れたい気もしますが、
一方で「一日でも羨ましい!」などとも思う自分もいるのです。
たった一日大事にされたって・・・と思う反面、
「たった一日でもいい、どんなこともまずは小さな一歩からなのだ」とも思いますよね。
誰だって、特別扱いは嬉しいし、大切にされると相手のために頑張る気力が湧きます。

ここで目を自分たち、日本人女性に向けてみました。
世界の日本女性のイメージは「良妻賢母・相夫教子」。
つまりは良き妻、良きお母さん。
日本女性は、世界の男性からすれば「とりわけ優しい」のです。
よく、日本人女性は外人男性に人気で、日本人男性は逆と言われたりしますよね。

「うちの奥さんが強くてさあ・・・」などと愚痴をこぼされながらも、
家事育児を一手に担っていることの多い日本人女性。
しかも、共働きが当然のこのご時世、仕事で稼ぐ役割も果たし、スーパーマン並みに
忙しい日々を過ごしています。

その結果、我が国の男女平等度は、各国の性別不平等状況を分析した
「世界ジェンダー・ギャップ書」に顕著に表れることになります。
対象144か国中、日本はなんと111位という悲しい事態。

先進国と称される国々の中でもダントツ最下位のこの順位💦
なんとなく感じていたもののやはりこの順位はかなりショックです。
北欧諸国がトップ4を総なめにし、アフリカの発展途上国なども
トップ20入りを果たしているのに、です。

男女雇用機会均等法が制定されて41年、教育をしっかり受け社会進出を果たした
女性にとって、まだまだ職場でも家庭でも真の男女平等は遠いのですね。
「出産・育児・介護」が女性の社会的平等を阻むことの無いように、
世界中でしっかり「意識改革」していくことが、肝要だとつくづく思います。

誰もが自分の人生を大切に、思いきり謳歌できるように、
誰かが誰かの犠牲になるのではなく、支え合って共に困難を乗り越えられるように、
今こそ、性別を超えるべく意識改革をしていきたいですよね!