想いをすべて

記録的大雨の被害に見舞われていらっしゃる西日本の皆様にe0fa9c0ca532a042272ccdf030aaadff_t.jpg
一日も早く平穏な暮らしが戻りますよう、
心よりお祈り申し上げます


今日は七夕、天に輝く天の川を挟んで、彦星と織姫が年に一度の逢瀬を楽しむ日。
詳しい由来はわからずとも、日本人なら誰しも物心ついた子供のころから、
幼稚園や保育園で短冊に願い事を書き、竹にそれを下げた記憶はあるはず。

私も「なぜ、年に一度しか会えないのかなあ、かわいそうになあ」などと
幼心を痛めながらも、何をお願いしようか小さな胸をときめかせたものです。

彦星は働き者の牛使い、一方織姫は機織りの名手、この素晴らしい二人に
五色の短冊に願い事を書いてあやかるというのは、日本独特の風習なんだとか。

この二人、仲が良すぎて結婚してからというもの、仕事がおろそかになり、
これを戒めるために織姫の父親である天帝が二人を離れ離れに・・・
ふたりにとって今日の逢瀬は、どんなに待ちに待ったものなのでしょうね。

でもお察しの通り、この時期この五節句を行う東アジアの国々は雨期の地域も多く、
恨めしいくらいお天気には恵まれていないのです。

そして今年の日本は、記録にないほどの大雨に見舞われてしまいました。
ニュースで映し出される各地の被害に胸を痛め、
「これ以上被害が出ませんように。もう、雨が降りませんように。」
皆の願いはただひとつであったに違いありません。

日々、穏やかに普通に暮らせることのありがたさをかみしめながら、
「被災された方々に一体何が出来るのだろう」
そんな七夕を過ごしている方も多いはず。

ボランティアの方々や自衛隊の方々に心から感謝し、微力でも何か出来ることを
探したい、そんな思いでいっぱいの私です。


夢を繋いで

例年になく早い梅雨明け、続く厳しい暑さ。
そしてそれ以上に熱戦の繰り広げられるW杯ロシア大会!0e89f3bb597a7bac0f048527176d55f6_t.jpg

昨夜の興奮が余韻を残し少しずつ寝不足が疲労感へ変わりつつあるこの時間、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

決勝トーナメント第一回戦、FIFAランク3位のベルギーを相手に繰り広げられた白熱の試合。深夜の戦いだったにもかかわらず、視聴率は30%越え、最終的には42.6%とか!

現地に駆け付けたサポーターと日本からの高まる声援。
まるで、選手に伝わったかのような善戦ぶりに「8強入り!」を誰しも夢見た前半。
後半に入るやいなやの原口選手の先制ゴール、続く乾選手の豪快な追加点!

最終的には、ベルギーのランク通りの諦めない底力に敗退したものの
「夢を繋ぐ」一戦であったことは世界中が認めるところ。

それだけに西野監督はじめ、選手たちの悔しさは計り知れないものがあるけれど、
私たちは皆、心から感動をもらい、「人生の大切な糧」をプレゼントされた気分。
大切にこれから生かしていきたい、そんなふうに思います。

ポーランド戦の最後のボール回しにブーイングを浴びながらも、
それを乗り越えたからこそのこの一戦!次へと夢を繋ぐ大一番を観戦できたのですね。

私は今「ありがとう!」のエールを惜しみなく心で叫んでいます。